「貧困のハローワーク」という本を読んで

貧困のハローワーク

 

 この本は、ある記者が日本社会において、働いても所得が低い人、働きすぎて体を壊してしまった人、世間から悪とされている職業の人、そもそも働いていない人、達を調査してその人達の人生や考えをまとめている本だ。

 僕は、この本を見つけたとき、貧困の人は何をどのように解釈して、どんな行動をするのかに興味が出たので購入した。

 以下に、この本を読んでいて、僕が感じたことを書いていきたいと思う。

 

ある共通点

 

 この本にでてくる人達は、必ず”ある共通点”がある。僕は3つ気づいた。

 

 1つめ、誰にでもできる肉体労働をしていること

 誰にでもできる肉体労働は、時給は高くなく、時間的拘束も多く、今の情報社会の中で”情報を得られる機会が圧倒的にすくない。”

 そして、それが知識の差になり→専門的な職業をできず→安単価&肉体労働で働く。ということになる。(ま、まさに、ひ、貧困スパイラルや~。と思いました)

 

 2つめ、自分の意見を押し殺し、最終的な結果を人のせいにする

 本を読んでる中で、こんな言葉がよく出てくる。

 「強制的に辞めさせられた」「人を人間だと思っていない」「今の社会、働くだけで精いっぱいだ」「無理に残業をさせられている」「だまされた」

 これらの言葉に共通しているのは、全部を人のせいにしていること。

 おそらくこの人たちは”自分じゃなく周りが悪いからこうなった”と思い込んでいる。僕はこの種の人間と、プライドが糞高いイカツイお兄ちゃんが1番苦手ー・-;

 嫌なら「嫌だ!!」、したいなら「したい!!」を伝えなければいけないと思うよ!

 

 3つめ、打つ手が遅い

 ここに出てくる人達は、最初まともに正社員として働いてた人達もいる。しかし、失業してしまった。というわけだ。

 そして、仕事がなくなって仕方なく今の仕事を…になるわけだけども

 「打つ手が遅いんじゃーーー!!!」と言いたくなる。

 大企業の”西芝”さんだってリストラする時代だぞ!と。

 いつ失業しても困らないように、貯金、専門的な知識、資格大好き日本企業のために資格、なにか実践したこと、などを作っておくべき!!

 大変だけど、冷静に、計画立てて、毎日がんばろー^^

 

最後に

 

 この本読むと、無性に不安になる。なんでかっていうと、最後の著者の言葉に、これからどんどん人の仕事は減って、機械(人工知能)が業務をこなす。と書いてある。

 これからどんな未来になるかわからないけど、明るい未来になってほしいなーーーー。人工知能さんも手加減してね★

 僕は、上記3つのことを気を付ければ貧困にはならないと思う。そして、10年後でも活かせるような知識を身につけて生きたーーい。以上!!